三分戦争～伝説の朝～

時はまだ寒空のある朝…

一人の悪魔が降りたった…後に今世紀最大の凡才と言われる男の出現である。




ガツン。

俺はある嫌な予感を抱き、跳び起きた。


時刻は９時57分…



この日、この男は朝まで仕事をしていた。いや、まだ仕事の途中なのだが…時刻は８時過ぎ…少し休憩と布団に入ったのが最後、彼はその事をものすごい後悔する事になる。

彼は後にその心境をこう語る。


「いやも～すごいんですよ、とにかく」

「握激ってゆーんですか？いー音がなりましたね、パーンて…ハハ」

「え??負けると思ったかって？んー…やっぱりわかってない、あなたは花山って男を…男として憧れちゃいますよ」


そう、とにかくヤバかった。

なんし、１０時までにDVDを返さないと延長料金を払わないといけないのだ。


しかし、時は９時57分。

どうしようもない。
男は黙ってもう一度布団に潜った。諦めたのだ。たかが三本…延長料金なんて600円程度…

600円…




結構デカイな。


借りたときは160円やのに…



嫌やな。




その瞬間、めっさ暑い音楽が流れる。

「僕が１番うまくガンダムに乗れるんだ！」


行くしかない。


ソッコーで跳び起き、ノーマルスーツ（ダウン）を着込み、愛機のモビルアーマー（チャリ）に乗り込み、カタパルトから射出。


男のチャリは、通常のチャリの三倍早く動く。


そちの戦争で、クリーム色のモビルアーマー一つで、戦艦を三隻沈めた事から、牛乳の二郎と呼ばれた。



そんなこんなで、レンタル屋に到着。

カウンターから聞こえるアラーム音。

ヤバイ、激微妙なライン。


俺的にはセーフなんだが、人によってはアウトかもしれん。

チラっと定員さんをみてみる…






！！






テラ同級生。


ウッワー…

またこれギコイわ。

借りてたのがAVじゃなかったからまだよかった。

ちなみに借りてたのは初代ガンダムwww

一年戦争w三本だてw


どっちにしろ、若干恥ずいよねw


とか考えてると、定員さん（同級生）が「全て返却になります」



きたこれ。



やはりあれや、人間諦めたらあかんわ。

いくら格好悪くてもいいJAMAICA。


ちなみに、その時頭によぎった言葉は…



「ザクとは違うのだよ！ザクとはーーー！」


ですた。



さて、じゃ今日はこの辺で。


ジオン軍に栄光あれ！